こんにちは、キャプテンです。
そもそも完璧主義って分かりますか?
完璧主義というのは、
最初から最後まですべてをきっちりすることです。
問題集があったら、1からすべてを満遍なくやるってことですね。
僕は逆でしたがね。
やらなさすぎました笑。
参考書をちょっと触ってはすぐ乗り換える。
新しい参考書に目移りしてしまうんですよね。
だって、他人の参考書って気になるじゃないですか。
自分のもっているものよりも、あの人の問題集の方がいいなって思いますもん。
だから、ポンポン乗り換えちゃうんですよ。
良くないです。
その結果、しっかりと浪人しました。
で、完璧主義の話ですよね。
今の話を聞いていると、完璧主義が正義みたいに思いがちですよね。
でも、そうではありません。
完璧主義も、どつぼにはまります。
要は、針がふりきれたらダメなんですよ。
バランスよくやらないと。
完璧主義すぎてもダメだし、僕みたいに参考書をすぐに浮気してもダメ。
中庸をとること。
だって、完璧主義は落とし穴ばかりですよ。
最初から最後まできっちりやるから、いいと思いますよね。
でも、それって自己分析した上でやっていますか?
僕の生徒にもいました。
数学で、一番最初の「展開」からやっている子が。
さすがに止めましたね。
だって展開ですよ。
中学の内容ですからね。
その子、展開は完璧でしたし。
もっと他にやるべき単元があるでしょー!
って伝えました。
本人は不安だったそうです。
全部の単元を完璧にしないといけない。
もし、少しでもできない単元が残っていたらどうしよう。
この使命感から、全部をやってしまったそうです。
この気持ち、ものすごく分かります。
分野を絞ってやるって、覚悟が必要ですよね。
でも、いらない分野に時間をかけるよりかは、数十倍効率がいいです。
少なくとも展開に時間使うよりかは、苦手な積分をやった方が伸びます。
しかも、その分野を特化してやっているから、集中的に伸びますよ。
で、積分が克服できたら次の苦手単元を潰していくだけ。
ただそれだけですよ。
やることはいたってシンプルですから。
この、「選択」して勉強する勇気がある人が受かります。
勉強時間が短い人って、選択して勉強しています。
彼らは自分の苦手をわかっているのです。
だから、そこを集中的にやります。
完璧主義って、言葉からしたらプラスイメージですけど、隠れた脅威です。
密かに陥ってしまいます。
これに取りつかれたら、勉強の効率とか言ってられなくなりますよ。
効率とは真逆の方向に走りますからね。
選択して、集中して取り組む。
これに尽きますね。
頑張っていきましょう。