こんにちは、キャプテンです。
今回は、数学や物理といった計算科目対策について話していきます。
書いていて長くなったので、2回に分けてお届けしますね。
では、早速いきましょう。
まずは、『簡単で重要な問題から優先的に対策をしていこう』という話をしていきます。
部活生は、何と言っても時間がありません。
帰宅生だったら、問題集を全て解くことができるし、3周くらいする時間だってあります。
そりゃ、点数を稼ぐことができますよ。
でも、きみは普段から部活を頑張っていて、ヘトヘトの状態で、しかも時間が限られた中で勉強をしないといけません。
とてもじゃないけど、全部の問題を解くことはできません。
だからこそ、優先順位を考える必要があります。
数学で例えると、
いきなり問題集のB問題ばかり解いても、時間の無駄ですよ。
そうじゃなくて、解くべきなのは教科書の例題であったり、重要問題なのです。
まずはそこから。
さすがに1回授業を受けたから覚えているでしょ!
と思うかもしれませんが、案外忘れています。
僕が高校二年生のとき、数学なんて授業の時はある程度は理解したつもりでいました。
だから、時間が無いしB問題や発展問題だけ目を通して、全く同じ問題が出ればいいなーと思って、そこばかりやっていました。
答えに書いてある式を理解せずに。
ガチの丸暗記ですね。
で、のほほんと臨んだ試験。
衝撃でした。
全然問題が解けないのです。
あれっ、これは基本問題と全く同じだったはずだけど、やり方忘れたぞ。
公式が出てこない。
式変形どうするんだっけ?
で、とりあえず落ち着けるために後ろの応用問題を見るわけです。
んん?値が変えられてる。しかも条件も。
条件ちょっと変えられたら、何をやればいいのかわからん!!!
こうやってテンパって、解けるはずの問題も焦りで落として、22点という赤点まであと2点くらいの点数をとりました。
そのときに初めて後悔しました。
対策のときに、基礎から確認しておけば良かった。
そうすれば、テンパることもなかったし、もっと余裕をもって解けたのに…。
あと2点で、部活でベンチ外になるところでしたね笑。
きみには同じ思いをして欲しくありません。
いい点をとって、文武両道して、自信をつけてほしいのです。
だから、まずは教科書の例題・重要例題から。
で、終わったら問題集のA問題。
最後にいけそうだったら、B問題を数問。
こんな感じですね。
学校の課題になっている場合は、全部やるしかないですよ。
でも、それは別としてやっぱり何度か問題を解かないと公式は身につきません。
覚えるというよりかは、勝手に身につくイメージですね。
そのためには、A問題だけを2周やる、みたいに何度も公式を使って体に染みこませる必要があります。
公式の導出や細かい知識、応用なんて後でいいです。
時間があればすればいいのです。
時間が無いなら、捨てるしかないです。
まずは大まかに公式の使い方を覚えて、ハードルを下げる。
これが大事です。
余弦定理なんて、証明からはじめに見たら、
うわっ、場合分けだりぃ!
ってなりますよ。
で、そんなことを繰り返す内に、数学が嫌いになります。
そりゃ、公式の導出まで覚えた方がいいですよ。
B問題まで完璧に解けるようにした方がもちろんいいですよ。
でも、それは時間がある人の特権です。
きみには時間があまりありません。
勉強できる時間は限られています。
だからこそ、捨てるところは捨てないといけないし、固めるところは固めて確実に点を取れるようにするべきなのです。
大事なのは、基礎をガチガチに固めてとりこぼしのないようにすること。
あくまで、基本・基礎でいいのです。
それを反復して公式の使い方や解法を覚えるだけ。
たったそれだけです。
なぜなら、きみは他の科目の勉強もありますよね。
とてもじゃないけど、数学だけに時間を割いている場合じゃありません。
だからこそ、捨てるところは捨てましょう。
そのくらいの覚悟が必要です。
で、応用は部活を引退してからすればいいですから。
それで全然間に合います。
ちなみに僕は、高3の引退時期までに数学の基礎を全く固めておらず、公式の使い方も曖昧だった結果、模試でも偏差値が50を切りました。
もちろん、浪人もしました。
本当に後悔ですよ。
応用なんかせずに、基礎を固めておけば良かったと。
重要で基礎の問題を固めることで、点数は確実に確保できるし、受験勉強のときにも活きます。
ぜひ、捨てる勇気をもって勉強を!
本当なら、もう一つ書くつもりだったのですが、長くなってしまったのでそれはまた次の記事で。
時間が無いきみだからこそ、時間の使いかたが良くなるし、当たり前だけど点数が上がる方法です。
お楽しみに!