第一章で合格するためのマインドを教わったきゃぷてん君。
入試のための勉強を始めようとしているのですが…。
よしっ、マインドを学んだから、どんどん難しい問題を解いていくぞぉ!
ちょっと待って!
闇雲に勉強しても難問を解いても成績は上がらないよ。
えっ、自分の弱点と向き合えってそういうことじゃないの?
うーんちょっと違うね。ここで詳しく解説していくよ。
きゃぷてんみたいにやってしまいがちなのが、難しい問題をとりあえず解きまくる勉強法。
でも、それでは成績は上がりません。
僕の地獄の現役時代がそうだったからね…(笑)
ここでは、僕みたいな失敗をする人を増やさないために、
入試のそもそもの仕組みについて語っていきます。
入試ってどんな問題が出されると思う?
そりゃ、全部難しい問題でしょ。赤本とか手が出ないんだよね…
まあ、普通はそう思うよね。でも、実は違うんだ!
えぇーーーーーーー!!
大学入試で問われる問題は、上の3パターンだけなんです。
もちろん、Cに向かうにつれて難しくなっています。
全てがC問題みたいな難問からできているわけではないんだ!
キャプテンが言うように、全ての問題がC問題みたいな難問だということはまずありません。
ここで、よくある難関校の出題パターンを見てみましょう。
A問題+C問題の合体パターン
これはよく見るパターンだね。
赤本をやっていて、(1)と(2)は解ける。
でも、(3)は超難しい!みたいな問題を見たことはありませんか?
それがこのパターンです。
(3)の問題は解けるようにしないといけないの?
まさか!C問題を解けるようにする必要はないんだ。
C問題は高校の範囲を逸脱した問題か、超難しい問題です。
対策するときのコスパが悪いし、解ける可能性も低いです。
だからこそ、A問題を確実に解けるようにしておく必要があります。
簡単な問題こそ、周りと差がつきやすいんだよ。
1点足りなくて落ちたって話をよく聞くけど、結局取れる問題を落として差が出ているんだね。
そういうこと!
B問題とC問題の合体パターン
これも、A問題+C問題のときと同じだね。
(1)と(2)はB問題。(3)はC問題。
このような問題もよく見ますよね。
僕が行きたい名古屋大学もこの出題パターンが確かに多い!
このような問題も、B問題は確実にとれる力をつけていかなければなりません。
やはりこのB問題をとれるかとれないかで差がついてきます。
そのためには、A問題レベルの基礎をしっかりと固めて、
その上で一捻りされた問題の対策をしていく必要があります。
勉強法は第三章、第四章で語っていくよ。
今回も、もちろんC問題は捨て問です。
B問題のみパターン
難関校に見られるパターンの最後だね。
このB問題のみパターンの場合は、完答できないといけません。
要は、C問題を捨てればいいって話です。
だって、A問題やB問題が曖昧なのにC問題の対策をしたら効率が悪いでしょ。
確かに!A問題とB問題をカンペキにした方が効率がいい!
解くべき問題は、A問題とB問題。これだけです!
さらにその中でも、まずはA問題の対策からしていきましょう。
基礎知識を教科書や参考書を使ってどんどん蓄えていきましょう。
その後に、B問題の対策をしていきます。
僕はB問題やC問題からやっていたから成績が上がらなかったのか!
そういうこと!
キャプテンは、浪人中春休みに教科書から数学を徹底的にやり直したら
成績が爆上がりしました。
当時教科書の問題が半分しか解けなかったのは、ここだけの話です…(笑)。
後は、過去問などを見てB問題かC問題かなのかを見分けられるようにしておくこと。
C問題に手を出してしまったら、ドツボにはまるもんね…
C問題は、毒リンゴです。手を出してしまったら最後、
時間だけが削り取られていくことになります。
だから、向こうもC問題を出題してくるのですが…。
B問題とC問題を見極められる力をつけて、
B問題までは解ける力を養成していきましょう。
ちなみに、難関校以外はA問題のみ、A+B問題パターンが多いよ。
自分の受ける大学がどのパターンが多いのかを見極めて、
適切な対策をしていきましょう。
第二章 まとめ
今回の第二章では、入試の出題パターンについてまとめました。
どうだったかな?
めちゃくちゃ良かったよ。じゃあ早速受験勉強に取り組もう!
ちょっと待って!正しい勉強の戦略を練らないと、合格できないよ。
そうなんだ…
次の第三章では、合格するための要である戦略について話していきます。
ここからがこのセミナーの要です!
次の第三章の記事はこちら↓