今回は、早稲田大学合格者のもえさんに来ていただきました。
よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
現代文って一番独学が難しい科目だと思っていました。
英語や古文のように覚えるべき単語もそんなにないし、
元々日本語を使って生活しているからある程度できる。
だからこそ、
何をすればいいのかよくわからないんですよね。
成績が一番上がりにくい科目ですね。
そんな現代文だから、正しい勉強法を知らなければ
成績も上がらないです。
私は以下で説明するポイントを意識して勉強することで、
センター(共通テスト)現代文では92/100(1問ミス)、
早稲田の入試でも得点源の科目にできたのではないかと思います。
まずは知識を入れる
意外と多くの人がこの作業をやらずに
問題演習に取り組もうします。
知識を入れるんだ!
そうだよ。
「現代文は現代語で書かれているから、英語とか古文みたいに単語を覚える必要ないよね」
といった感じです。
私も最初は知識を入れることなく問題演習から始めました。
小さい頃から本を読んでいて
語彙にはある程度自信があったからです。
でも問題を解いていくうちに、
漢字書き取り問題でポロポロ落としていることに気がつき、
基礎に立ち戻って漢字の勉強をしました。
基礎が最も大事!
漢字や語彙問題というのは、配点は低いです。
ですが、入試では1点の間に何百人もの生徒がいます。
1点に泣く、1点で喜ぶ、
そんなことは当たり前に存在します。
私が合格した後に得点開示をしたとある大学は、
自分が入試でとった点数が合格最低点と1点も離れていませんでした。
合格最低点すれすれでの合格だったんです。
もし漢字一題落としていたら、
その問題自体の配点は1、2点かもしれないけれど、
私はその大学に落ちていました。
そう思うと本当にひやっとしました。
このように、配点が低いと言われる漢字や語彙が
合否を分けることもあります。
さらに、語彙力があれば
文章をスイスイ読むことができるようになります。
スイスイ読めるようになると答えを考えることに
時間を使うことができるようになるため、成績も上がります。
これはポイントです!
まずは知識を入れるようにしましょう。
知識の身に付け方はこちらから
問題演習では「なぜ?」を意識!
さて基礎知識を入れたらいよいよ問題演習ですが、問題演習で
「なぜこの選択肢が正解なのか」
「なぜこの選択肢は間違いなのか」
というところを意識せずになんとなくで進んでしまう人が非常に多いです。
げっ、そうやってるよ…
これってとっても危険です。
今回はたまたまできたかもしれないけど、
次同じ問題を解いたら間違えるかもしれません。
そんな博打みたいなこと、したくないですよね。
安定に点は取りましょう。
だからこそ私は、正解・不正解に限らず、全ての選択肢に対して
根拠を説明するようにしていました。
例えば、「①太郎くんは花子さんと会った時に嬉しいと思ったから」
という選択肢があったとします。
そしたら、
太郎くんは花子さんと会った / 嬉しいと思った
というように要素を分けます。
そして、「太郎さんが花子さんと会った」というのは
本文何行目に書いてあるから正しいけれど、
「嬉しいと思った」とはどこにも書いていなくて、
むしろ何行目には「複雑な気持ちになった」とあるから、
①の選択肢は間違い。
といったように、
全ての選択肢に対して根拠を持って説明できるようにしていました。
「友達にこの問題を聞かれても解説できるぞ」
というレベルになるまで説明をすることで、
自分自身での理解も深まり、
自信を持って選択肢が選べるようになりました。
僕も前に同じことを教えたよね!
教わった!やっぱり大事なんだ。
まとめ
1, 現代文の知識を入れる
2, 問題演習で解答の根拠を説明する
これらを意識するだけで、私は現代文が得意科目になりました。
みなさんも意識してみてください!
さらに詳しい勉強法については、こちらの記事から!