こんにちは、キャプテンです。
今回は、東京外国語大学の英語の時間配分に関して、
きみの先輩に語ってもらいました。
ぜひ、解くときに実践してみてください。
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東京外国語大学の英語は二次試験の点数配分のほとんどを占めます。
焦って終わんなかったらマジで終わる……
と、私も受験勉強をしながら何度そう思ったか。
受験においては全ての状況でそれが言えますが、
外大を目指している人にとって英語というのは
最もウェイトがかかっている教科です。
ここでは私が自分のために作った時間配分の決め方、その練習の仕方、
目標時間で解き終わるための勉強の仕方を述べていこうと思います。
時間配分の決め方
英語のタイムテーブルを、あなたが自分のやり方、苦手な大問、
得意な大問に沿ってもう自分で決めているなら、
私のアドバイスはそんなに役に立たないかもしれません。
どこから手をつけていいかわからない、
どうしても時間が足りない、
という方は私の経験から自分の時間配分を見つけてみてください。
そして遅くても6か月くらい前には
一度過去問を解いてみるようにしてください。
見るだけでも構いません。
問題のレベルと今の自分との比較をして、
問題との相性を知っておいてください。
私は外大の過去問を初めて見たとき
「ふーーんなるほどねリスニングからの要約ね
なるほどなるほどわかるよ………
は?うそでしょ?」
と壁を感じたのを覚えています。
まず、私が時間を要したのは英作文です。
苦手ではなかったのですが、とにかく時間がかかることが問題でした。
そのため、リスニングが終わった残りは要約と自由英作にすべて充てられるよう、
そこまでの大問をリスニング開始前に終わらせられるようにしました。
もっとも時間の短縮が狙えるのは客観式問題です。
あっているか間違っているか、のどちらかで
部分点は見込めない問題だからこそ、
わからなくてもとりあえず書いておくといいと思います。
それでも本番になれば頭をひねってなやんでしまいそうになります。
二択まで絞れたけど……
どっちも行ける気がする…
そんな時私は「ええい、ままよ!」と心の中で叫んで勘で書きました。
なんてこった。
でもそれで、部分点も見込める記述問題に
時間が無くなるよりはマシだと思ったのです。
記述式問題では、問題を先に読み、
英文中でその答えが出てきたら解いていく、というのがおすすめです。
私の場合、英文をすべて読んでから問題にとりかかるよりも
断然短い時間で解き終わることができました。
なぜなら、最後まで読み終わった後では、
どこを答えとしてまとめる必要があるか、
もう一度探し直さないといけないからです。
リスニング中は他の問題をやることはできませんが、
問題はリスニング開始直前です。
問題、選択肢に目を通すことは必要ですが、
これにあまり時間をかけすぎないようにしてください。
重要なのは、聞こえた内容を理解することです。
選択肢中のキーワードは受験生の混乱を誘って、
すべてスクリプトに出てきます。
だからそれらのキーワードにこだわりすぎて出てくるたびに混乱するよりも、
まずは音声に集中する。理解するように努める。
そのあと問題を解く、というのが
私の場合一番シンプルでいいやり方でした。
問題の確認は、自分がどこを覚えておくべきか、
という目的で行っていました。
これはリスニング開始前からリスニングに
時間を取られすぎないようにする対策にもなります。
目標時間内に解くために
特に外大の問題は、回答形式がどうであれ
問題形式はほとんど長文なので、
長文速読をする技術が必要になると思います。
そのために必要なのは、音読です。
もくもくと勉強をすると英文理解もゆっくりになりがちですが、
口に出して読むことで
理解が読むスピードについていこうと頑張ります。
私はこの時、ただただ単語単語を発音するだけで、
内容がわかっていないということがないように意識しました。
また、長文問題集を繰り返しやった後は、
問題を解かずに速読をする練習としても使っていました。
1時間で20この長文を一気に読む、という風に
ペースの目標を自分で決めることで、
文章テーマの移り変わりにも柔軟に対応できるようになります。
曖昧なアドバイスにはなりますが、
長文を読むときのコツとして
頭の中で日本語に訳そうとしないのがポイントです。
それはすごく時間がかかります。
英語は英語として、その内容を頭で理解する、
というイメージで練習してみてください。
私の経験が、時間短縮の一助となることを心から願っています。