こんにちは、キャプテンです。
今回は、「反対事例を考えることは、知識の定着・広がりにつながる」ということの英語ver.について語っていきます。
まず、反対事例って何なのかについての説明をしていきますね。
反対事例というのは例えば、
男性と女性
広いと狭い
遠いと近い
といったようものです。
つまり、反対の事柄を考えていくわけですね。
で、この反対事例。勉強に活かすと普段の勉強の2倍の効率で頭に定着するし、思考の幅も広がります。
英語で考えてみましょう。
responsible: 責任のある
という単語を覚えるとしますよね。
で、普通ならここで終わってしまうのですが、それでは人並みの勉強効率になってしまいますし、知識も広がりません。
そこで、反対の事柄を考えてみるのです。
単語の場合は、対義語ですね。
そうすると、こうやってでてきます。
irresponsible: 無責任な
ここで、とあることに気づくわけですね。
あれ、irを単語の頭につけたら、逆の意味になるじゃん!
もしかしたら、他の単語でもそうかも!
という仮説がたてれるわけですね。
実際、この仮説は当たってます。
regularの対義語も、irregularですしね。
そうすると、今後知らない単語を見ても、
irがついてるから、逆の意味になるんだ!!
ということがわかります。
このように反対事例を考えていくと、自分で法則が導き出せるようになります。
しかも、自分の頭の中で考えたことだから、記憶にも残りやすいです。
これ、ものすごく大事です。
『自分の頭で考えること』が大事なんですよ。
ただ単に先生に、
「この単語覚えとけよ〜」
と言われるよりも、数倍記憶に残ります。
自分で体験したことや頑張ったことは、記憶に残りやすいです。
これは、エピソード記憶というのですが、その説明はまた別の記事で。
実際に、僕もこの勉強法を浪人時代にやっていたのですが、現役時代の倍の語彙力になって、偏差値50を下回っていた成績が60以上をキープできるようになりました。
たった半年でですよ。
なんじゃこりゃ!
もっと早くからこのやり方を誰か教えてくれよー!
と嘆きました笑。
それまでは、単語帳をどれだけ頑張っても、模試の点数に活きていませんでしたから。
だから、単語帳を今頑張って覚えているけど、なかなか定着しないし、長文で似たような単語が出てきても意味がスッと出てこないような人には、超絶オススメの勉強法です。
一回やってみればわかります。
次に長文を解いたときに、その効力を発揮しますから。
長文なんて、対比をもとにして書かれているわけですから、
反対語がセットで出てくるに決まっています。
だから、
あぁー!これ反対語を考えたときに見たやつだー!!
となり、ウキウキしながら解けるようになります。
今までは一つずつ地道に覚えていた単語が、同じ時間で倍の2個覚えられるようになりますから。
しかも、その単語は頭にこびりつきやすくなります。
だって、仮に一方の単語を忘れても、ペアの単語の片方だけでも思い出せたら、もう反対の単語も思い出すことができますから。
思い出すヒントが増えるわけですから、そりゃ思い出しやすくもなるわけですし、ド忘れも減ります。
普段の単語帳にひと手間追加するだけで、効率が上がるので、ぜひ実践してみてくださいね。
他の科目も書こうと思ったのですが、英語だけで長くなってしまったので、別の記事で書きます。
そちらもぜひ。