こんにちは、キャプテンです。
今回は、「自分の解答にケチをつけるべし」という話をしていきます。
問題を解くときに、自分の解答に甘くなってしまいがちです。
数学だったら、
xの範囲がイマイチよくわからないけど、とりあえずこの範囲でいいか〜
とか、英語だったら、文法問題で、
この2つまでは絞れたけど、ここから先が分からない、、。
ええい、こっちでいいや!
まあいいでしょ。
みたいに、あまり考えずに選ぶんですよ。
僕は実際に大学受験生を指導しているのですが、指導しているとこのような行為をよく見かけます。
もったいないです。
いやー、実にもったいない!!
きみたちには、考える力があるわけですよ。
自分には思考力とかないよー!と嘆いている人でも、考えようとする力はあるわけです。
なのに、その力を使わないのはもったいなすぎます。
さっきの、
ええい、こっちでいいや!
と選択肢を選ぶ行為も、思考力を育むのを阻害する行動ですし、せっかくきみがじっくり頭を使うことによって成長できるのに、成長できなくなってしまいます。
じゃあ、どうすればいいのか?
それは、自分の解答にケチをつけまくればいいのです。
例えば数学なら、一通り自分の考えをまとめて答案を作ったときに、
なぜこの公式を使ったのか?
なぜxの範囲は0から3なのか?
なぜこの公式は使えないのか?
なぜこの式変形をしたのか?
を追求します。
英語なら、
文法問題でなぜこの選択肢を選んだのか?
こっちでも良くない?
とか
長文でなぜこのような訳になったのか?
この単語訳してなくない?
みたいにケチをつけまくります。
つまり、WHY(なぜ)を追求していくわけですね。
そうすることで、頭がフル回転して自分の力で考えるようになります。
しかも、自分が問題を解くときにつっかえていたポイントにも気づくことができます。
おぉ、俺はこの公式をなんとなく使ったわけだけど、この公式が使える条件って〇〇なんだ!
とか、
to不定詞か動名詞かの二択で悩んでいたけれど、
to不定詞は未来を表していて、動名詞は過去を表しているのか!
これは知らんかったわ〜
といったように、自分の答案にケチをつけて考えまくることで、
答えを読んだときに自分の苦手が浮き彫りになります。
ただ適当に解いて答えを見ても、あーこの公式使うのね、ふーん
としかなりません。
過去の僕ですね笑。
でも、ケチをつけていくことで頭が鍛わるし、解答から多くのことを学べます。
同じ時間をかけるなら、今回のやり方の方が確実に効率がいいです。
せっかくきみには考える力があるのです。
というより、考えることができるのです。
なら、その力を最大限に発揮して、効率的に勉強していこうじゃありませんか。
そうすれば、きみは部活で頑張っているわけですから、
早く寝てもいいですし、
遊びに時間を使ってもいいですし、
友達との会話に時間を使ってもいいわけです。
遊ぶ時間や寝る時間が増えているのに、頭は良くなる。
おもしろいですよね!
勉強が効率的になっているのですから、当たり前のことですが。
というわけで、まとめです。
問題を解いた際にケチをつける!
特に、WHY(なぜ)を考えてみる!
言いたいことはこれだけです。
問題を解いたあとに、たった30秒ケチをつけまくるだけですよ。
この1ステップを普段のきみの勉強に挟むだけで、きみの勉強時間が効率的になりますから。
とにかく頭を使うことから逃げないでくださいね。
続けることで、周りの子との目に見えない差が広がっていきますよ!
頑張りましょう!