こんにちは、キャプテンです。
今回は、
「知識を紐付けると知識が定着しやすくなる」
という話をしていきます。
おそらく、タイトルだけ見ても何を言っているのか分からないと思いますので、詳しく説明していきますね。
例えば、英語で考えてみましょう。
I was so happy that I danced.
これはいわゆる、so that構文とよばれるものですね。
訳すと、「私はとても幸せだったので、踊った」となります。
つまり、 so that構文は「とても~なので…」という訳になります。
高1・高2生で知らなかった人は、ぜひ覚えておきましょう!
模試や定期テストで頻出です!
では、それを二ヶ月前に習ったとしましょう。
今度は、きみは次の文に遭遇しました。
I studied so that I could get a good score.
うーん、soとthatがあるからso that構文かなー?
となるわけです。
さっきと同じ感じで訳すと、
「私は勉強をとてもしたので、いい点数をとることができた。」
となりそうですよね。
でも、実は違うんです。
よーく文を見てみると、先ほどの文と違って、soとthatがくっついていますよね。
この場合は、訳し方が変わります。
目的の意味となりますので、つまり「~のために、~ように」という訳になります。
だから、
「私はいい点をとることができるように、勉強した。」
となります。
おぉー、前習ったものと似てるけど違うんだー。
使い分けないといけないなー!
となるわけです。
これが知識の紐付けです。
前習ったことにプラスαしていくわけですね。
ちなみに、この話には続きがあります。
「『~のために』という訳ってどっかで聞いたことあるなー!
どこだったっけ?
うーん。
あっ、不定詞の単元でやったやつだ!
たしか、in order toとかso as toも『~のために』という訳だったよな。
それと一緒か!!」
そうやって、過去に得た知識と紐付けることができます。
今回みたいに、過去に習ったin order toやso as toを引っ張り出すことによって、
ただ単純に
「so thatは『~のために』だ!」
と暗記をせずに済みます。
脳に余分な負荷がかかるのを防いでくれます。
しかも、昔覚えたことと関連付けているから、なかなか忘れないんですよ。
だから、新しい知識でも平気で覚えることができます。
新しく習ったことを単純に丸暗記したところで、なかなか知識が定着しないのは、身にしみて分かっていると思います
。
で、記憶をどんどん紐付けていく方法は、超簡単です。
新しいことを習ったときに、
昔習ったことで似ているものはないかなー?
もしくは、
昔習ったことと真反対のものはないかなー?
と考えてみればいいのです。
たったそれだけです。
それだけの作業で、新しく習ったことを素早く、そして長く定着させることができます。
きみは小学生の頃から頑張って勉強しているわけですよ。
積み上げてきたものがあります。
だから、今までの自分の頭のストックの中で、必死に似たようなものを引っ張り出してこればいいのです。
これに正解・不正解はありませんから。
自分なりにこれとこれは似ている!ということに気づくだけでいいのです。
そうするだけで、きみの記憶力はうんと上がりますから。
ぜひ、今日から知識を関連付けることを実践してみてください。
超変わると思いますよ。
というわけで、まとめです。
新しく習ったことを、今まで習ったことと紐付ける。
そのために、
昔習ったことと似ているものはないかなー?
真反対のものはないかなー?
と考えてみることです。
やることはとても簡単なので、すぐ実行できますね。
やってみた報告も、お待ちしています!
では、また別の記事で会いましょう!