数学の確率の単元が苦手。
何度やっても同じところで間違える。
もう苦手と向き合うのが辛い。
できない自分を見たくない。
はぁー、なんでこんなに自分はダメなんだろう。
こんな風に、苦手分野とかできないことに直面すると、
自己嫌悪に陥りますよね。
自分が否定されている気分で仕方ありません。
お前は、バカだ!!
バーカバーカバーカ!
なんて言われている気分だから、正直ストレスが溜まります。
あと、プライドも傷つきます。
だから、苦手単元って放置しちゃうんですよね。
その気持ちは、僕も痛いほど分かるわけですが。
現役生だったときなんて、
これが苦痛で仕方がありませんでした。
なんせ、ちっぽけなプライドを持っていましたから。
俺はすごいんだ。
まだ実力を発揮していないだけ。
こう思い込んでいました。
こういう気持ちでいること自体はいいんですけど、
行動しなかったんですよね。
まあ、いつか才能が開花するだろう。
現役生は伸びるっていうし、なんとなるでしょ。
こう思っていて、苦手単元を克服しようともしていませんでした。
今だったら、その鼻をへし折ってやりたいです。
ボキッ!てね笑。
現実と向き合っていませんでした。
だって、現実と向き合うって怖いじゃないですか。
どれだけ自分ができないのかを露呈することになるから。
俺ってやっぱり、頭が悪かったんだ…
って自覚することになりますからね。
それよりも、解ける問題を
ずっと解いていた方が気持ちいいんですよ。
ストレスを何も感じませんし、やってる感がでます。
ただ、自己満足で勉強しても
成績が伸びないのが勉強です。
苦手な単元を克服していかないと、点数は上がらないんです。
だって、解ける簡単な問題をずっとやって、
苦手を放置しまくっても伸びませんよね。
例えば、整数の単元が苦手だったら、一生苦手になりますよ。
ちなみに、僕は整数の単元が苦手でしたが、
当時は現実から目を背けていました。
苦しかったんですよ。
辛かったんですよ。
授業で扱うような問題すら分からない。
そんな自分に嫌気がさしていました。
そして、逃げました。
その結果、センター試験で爆死するわけですが…。
人間って、終わってから後悔するんですよね。
あのときもっと苦手を克服しておけば良かった!
こう思っても、もう後の祭りなんです。
僕は、泣きながらそう思いました。
やっぱり、人間は弱いんですね。
いや、僕が弱かったんです。
逃げて逃げて逃げまくって、
自己満足ばかりに走っていました。
こんな自分が嫌でした。
逃げまくった結果が、全落ち。
自分が情けなさすぎました。
だから、浪人してからは意識を変えました。
苦手に向き合うことを決意しました。
ちっぽけなプライドなんていらない。
できないものは素直にできないと認める。
そして、そこから逃げない。
たしかに辛いよ。
簡単な問題をやっている方が、100倍楽。
でも、そんなことをしても、伸びない。
全落ちっていう絶望を味わったから、
もう俺には何も残っていない。
なら、壁を乗り越えていくしかないんだ。
そう決意して、苦手を潰しまくりました。
あとは、「苦手単元」っていう言葉の認識も変えました。
苦手って、逃げたくなるイメージがあるじゃないですか。
自分ができないことの象徴で、
自分の弱さを露呈しているイメージがあります。
だから、辛いんですよね。
よく、できないことに向き合うのが
辛いって言いますが、まさにこれですね。
でも、僕は苦手が前に現れる度に、
まだまだ点数が伸びるじゃん!やったーー!!
って喜ぶようにしました。
苦手ということは、点数が取れていない分野ですよね。
なら、そこを克服しちゃえば、
点数が伸びるのは間違いなしなんです。
もちろんストレスはかかります。
できない問題ですから。
でも、それよりも大学に行きたい意志が大きかったから、
絶対にモノにしてやる!
何が何でもこの苦手を俺のモノにして、点数上げてやる。
こんな風に本気で取り組みました。
覚悟を決めました。
やっぱり現役生の僕みたいに、なあなあでやっていると、
それなりの結果しか返ってきません。
本気度なんですよ。
本気じゃなければ、
苦手という壁を乗り越えようとも思いません。
壁があったら、引き返してしまいます。
それは超もったいない。
壁なんてぶっ壊せばいいんですよ。
そのくらいの覚悟が必要です。
そうすれば、その苦手分野をモノにできますし、
なにより自信がつきます。
あれ、この前まで苦手単元だったのに、
勉強しまくったから得意になってる。
やればできるんじゃね?
みたいにどんどん自信がつきます。
そして、また次の壁も破壊しようとします。
好循環なわけです。
このマインドは重要ですね。
苦手をどう捉えるかでも、勉強の質は大きく変わってきます。
僕は、自分にできないことに向き合えたおかげで、
点数も偏差値も大幅に上がりました。
あのとき、本気になれて良かったです。
次はきみの番です。
できないことに向き合うのは、本当に辛いです。
泣きたくなりますし、自分が情けなくなります。
でも、それを得意分野にするくらい本気で取り組んでみると、
見える世界が変わりますよ。
欠点こそ、成長できるポイントです。
逃げるか向き合うか。
それだけなんですね。
苦手は伸びるポイントですよ。
ぜひポジティブに捉えて、勉強してみてください。
苦手を乗り越えたときには、達成感がすごいですよ。
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